Bloombergは米国時間6月22日、Appleがより高速なチップと高性能なカメラを搭載する「iPhone」の次期モデルを2011年9月に発表する予定だと、「この計画に詳しい人々」からの話として報じた。
Bloombergは、次世代iPhoneに対して高まる期待にさらに拍車を掛ける情報として、この新端末には、Appleが2011年に入ってからすでに「iPad 2」で搭載した「A5」プロセッサが採用されると伝えている。他の報道でも、高速なデュアルコアのA5チップの搭載によって、新しいiPhoneは性能が向上する見込みだと指摘されている。
Bloombergによると、次期iPhoneには8メガピクセルカメラも搭載されるという。現行版の「iPhone 4」に搭載されているカメラは5メガピクセルであるため、順当な性能向上といえる。
新しいiPhoneでは、「iOS 5」が稼働する予定だ。Appleは6月に入って開催したWorldwide Developers Conference(WWDC)でiOS 5を発表した。この新しいOSは、「iPad」および「iPod touch」に対しても提供される予定である。
新しいiPhoneの発売日については、2011年8月から2012年初頭にいたるまで、広範囲にわたる時期がさまざまな報道やうわさによって指摘されており、明らかになっていない。しかし、Bloombergに引用された情報筋らによると、Appleは次期iPhoneの発売をiOS 5のリリースに合わせるために9月に遅らせたという。
情報筋らは、新しいiPhoneは、iPhone 4に「非常によく似たもの」になると述べている。これは、Appleの動向を見守る人々にとって、謎に包まれた話題となっている。
新しいiPhoneは、「iPhone 4S」または「iPhone 4 plus」のような、現行版から一部改良されているが大幅な変更点はないモデルになるという報道がある。しかしその一方で、次期iPhoneは、iPhone 4から一部大幅な改良が加えられた「iPhone 5」になるという報道もある。
情報筋らによると、Appleはこれまで提供してきたiPhoneに加えて、開発途上国向けの安価なモデルを開発中であるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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