Worldwide Developers Conference(WWDC)の開催に先立ち、「iTunes」のホームページに米国時間6月3日夜、次回のシステムアップデートの一環として「iOS」ユーザー向けにアプリケーションの自動更新機能が提供される予定であることを示唆するメッセージが掲載された。このメッセージは短時間だけ掲載され、現在は削除されている。
このメッセージはMacRumorsがiTunesのアプリケーションアップデートページで発見した。iTunesソフトウェアのユーザーはこのページで、端末にアップデートが1つずつダウンロードされるのを待つ代わりに、アプリケーションアップデートを一括取得するように設定することができる。このセクションに記載されている文言は何年も前から変更されていないが、今回は末尾に、「使用している端末で、アプリケーションに対する『Automatic Download』(自動ダウンロード)を有効にしている場合は、同期処理の必要なくアップデートが端末にダウンロードされる」という部分が追加されていた。
ライバルのGoogleは「Android」において、2010年にリリースした「Froyo」アップデート以来、自動アップデート機能を提供している。ユーザーはこの機能を使用して、OSが自動的にアップデートをチェックしてダウンロードするアプリケーションを選択することができる。
WWDCは米国時間6月6日午前10時から、Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏の基調講演で幕を開ける。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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