LenovoがドイツのPCおよび電子機器メーカーであるMedionを買収する計画だ。西欧での市場シェアの拡大を狙っている。
Lenovoは米国時間6月1日、1株当たり13ユーロ(18.75ドル)の現金でMedionを買収する予定であることを発表した。フランクフルトで取引されているMedion株の5月31日の終値は10.97ユーロだった。Lenovoは、Medionの最高経営責任者(CEO)であるGerd Brachmann氏と別の契約を結んでいる。Brachmann氏は1株当たり13ユーロでLenovoにMedionの発行済み株式の40%を売却し、依然として20%の株式を保有する最大株主となる。
中国のLenovoにとって、Medionの買収は市場シェアの獲得がすべてである。この買収により、ドイツでのLenovoの市場シェアは14%以上に倍増する。また、Lenovoはまた、同社買収によって西欧で7.5%の市場シェアを獲得し、Medionのモバイルおよび消費者向けPC資産を手に入れることになる。ドイツのエッセンに拠点を置くMedionは約1000人の従業員を抱えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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