Appleはクラウド型音楽サービスの開始に向け米国の4大音楽レーベルとライセンス交渉を進めており、すでにWarner Music Group、EMI Music、Sony Musicと契約し、Universal Music Groupとの合意にも近づいていると報じられてきた。しかし、この4社と契約できたとしても、まだサービス開始には問題が残されているとAllThingsDが報じている。
AllThingsDの記事によると、4社との契約のほか、これらレコードレーベルに関連する出版社と合意を得る必要があるという。音楽レーベルと、音楽出版社は別々の権利を保有しており、音楽レーベルは楽曲の音源の対する権利を、音楽出版社は楽曲の作曲に対する権利を持っている。AllThingsDは、Appleはまだこの音楽出版社との交渉を始めたばかりだと伝えている。
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