Appleの小売店に勤める従業員らが、給与の増額や「不公平な待遇」の改善を求めて労働組合を結成しようとしている。
従業員らはApple Retail Workers Unionと名乗り、米国時間5月19日にMacworldをはじめとする複数のメディアに接触している。同団体はシンプルなウェブページを掲げ「Appleにとって人こそが最も大切なリソースであり、魂である。時はきた」と書いている。なお、団体の規模は不明である。
Macworldによると、「不公平な待遇」には休憩時間、トレーニングの機会、空職に対する社内候補者の選定や採用プロセス、賃金などが含まれるという。
Apple Storeは開店10周年を迎えている。技術企業などの給与を調査するGlassdoorによると、Appleの小売店において「Mac Specialist」と呼ばれる従業員は時給が9~16ドルの一方で、Genius Barで顧客をサポートする「Genius」は時給が13~23ドルと大幅に高いという。
Appleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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