Apple Store従業員らに労組結成の動き--昇給や「不公平な待遇」の改善求める

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年05月20日 12時47分

 Appleの小売店に勤める従業員らが、給与の増額や「不公平な待遇」の改善を求めて労働組合を結成しようとしている。

 従業員らはApple Retail Workers Unionと名乗り、米国時間5月19日にMacworldをはじめとする複数のメディアに接触している。同団体はシンプルなウェブページを掲げ「Appleにとって人こそが最も大切なリソースであり、魂である。時はきた」と書いている。なお、団体の規模は不明である。

 Macworldによると、「不公平な待遇」には休憩時間、トレーニングの機会、空職に対する社内候補者の選定や採用プロセス、賃金などが含まれるという。

Apple Retail Workers Union
提供:MacWorld

 Apple Storeは開店10周年を迎えている。技術企業などの給与を調査するGlassdoorによると、Appleの小売店において「Mac Specialist」と呼ばれる従業員は時給が9~16ドルの一方で、Genius Barで顧客をサポートする「Genius」は時給が13~23ドルと大幅に高いという。

 Appleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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