Microsoftの共同創業者であるBill Gates氏は、同社がSkypeを買収することに喜びを抑えきれないようだ。
「これはSkypeにとって非常に素晴らしい買収だと思う」と、同氏は英国時間5月18日に放映されたBBCとのインタビューで述べ、「Microsoftにとっても素晴らしい買収だ」と続けた。
Microsoftは米国時間5月10日、85億ドルでSkypeを買収する意向を発表した。2011年内に手続きが完了した場合、SkypeはMicrosoft Skype Divisionとなり、現在Skypeの最高経営責任者(CEO)を務めるTony Bates氏が同部門を率いる予定だ。
Gates氏はBBCとのインタビューで、同氏はMicrosoftの会長という立場から、買収の承認プロセスを通じて交渉成立を後押ししたと述べている。さらに同氏は、買収後はビデオ会議が現状から大きく前進するだろうとの見解を示した。
「ビデオ会議そのものが、現在よりはるかに進歩するだろう」とGates氏は述べた。
Microsoftは、Skypeの技術をゲーム用モーションコントローラ「Kinect」および「Windows Phone」プラットフォームに統合する計画を既に表明している。同社はまた、Skypeユーザーを「Microsoft Lync」「Microsoft Outlook」「Xbox LIVE」などのサービスとリンクさせる計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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