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サムスンとRealD、新3D技術を共同でライセンス提供

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年05月17日 13時05分
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 サムスンと3D技術企業のRealDは米国時間5月16日、新しいフル解像度の3D技術を共同で家電メーカーにライセンス提供していくと発表した。

 新技術は2011年1月に開催された家電製品の見本市Consumer Electronics Show(CES)にて公開されたもので、より高品質で明るい画像が期待できる。この技術は、ディスプレイにアクティブシャッター方式を採用したもので、ディスプレイの画素がフル活用できるようになる。この技術を使って提供されるコンテンツは、RealDの円偏光方式3Dメガネを使って視聴可能だ。

 オスカー受賞監督のJames Cameron氏は声明の中で、「RealDとサムスンの最新ディスプレイは非常にすばらしく、3Dホームエンターテインメントの次のステップを象徴するものだ」とコメントしている。同氏は3D支持者として知られており、RealDの取締役でもある。「最大解像度でコンテンツを視聴できることは、映画制作者が意図したとおりの3D体験をするための鍵で、RealDの快適で実用的な3D映画用メガネと組み合わせると、このディスプレイ技術は家庭における3Dの新しい基準となるだろう」(Cameron氏)

 サムスンとRealDの技術は、今日の3Dテレビで普及しているアクティブシャッターメガネに対する新しいソリューションといえる。アクティブシャッターメガネには電池が必要で高価でもあり、3D効果を作り出すために左右どちらかの目を1秒間に120回も連続遮断しているのだ。また、両社の技術は「パターン式位相差板」技術に対する切り札となる可能性もある。パターン式位相差板技術は、左右の目それぞれに対しスクリーン画素の半分しか提供しておらず、解像度と明るさが弱まってしまうためだ。VizioやLG、東芝などは2011年、こうしたパッシブ3D技術を搭載した商品を提供している。

 サムスンとRealDは、この技術を家電メーカーにライセンス提供する予定だ。両社によるとこの技術は、まず2012年初期に23インチおよび27インチのPCモニタにて提供するという。その後両社は、この技術を55インチの高解像テレビにも搭載していく予定だ。

 その他のディスプレイサイズや価格については、時期を見て今後発表される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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