トレンドマイクロは5月11日、Android搭載のスマートフォンやタブレット端末を対象にセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル for Android」を9月から発売すると発表した。9月末まで使用可能な無償のベータ版の提供を開始した。同社ウェブサイトからダウンロードできる。
ウイルスバスター モバイル for Androidは、Android OS 2.1以上と3.0に対応。対応キャリアはNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDI。端末にアプリをインストールする際の自動スキャン、インストール済みアプリの手動スキャンが可能な「不正プログラム対策」、不正プログラム配布サイトやフィッシングサイトなど、不正なウェブサイトへのアクセスをブロックする「ウェブ脅威対策」、ユーザーが設定した送信元からの電話着信やSMSをブラックリスト方式とホワイトリスト方式でブロックする「着信フィルタ/メールフィルタ」を搭載する。
同社のクラウドセキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network」を利用したウェブレピュテーションを搭載、不正プログラムの配布サイトやフィッシングサイトへのアクセスをブロックする。Smart Protection Networkは、ネット上のデータベースを参照して処理する仕組みのため、従来型に比べ負荷を最小限に抑え、PCに比べ機器の性能が低いモバイル端末においても有効だという。
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