サムスンがAppleを今度は米国で提訴した。サムスンは既に米国以外の3カ国でAppleを提訴している。
Bloombergによると、米国時間4月27日にカリフォルニア州北部地区地方裁判所サンノゼ支所に提出された訴状には、Appleがサムスンの10件の特許を侵害していると記されている。これらの特許のうちの1つは、AppleがGSM版のiPhoneの広告で大々的に宣伝していた機能である、電話会議中にウェブを使用する機能に関するものである。
今回の訴訟の対象となっているのは、「iPhone 3G」から現行版までのiPhone、「iPod touch」、そして第1および第2世代の「iPad」である。サムスンは、Appleがこれらの端末において同社の特許を侵害したことによって受けた損害に対する賠償を求めている。
4月に入ってからAppleは、韓国を拠点とするサムスンがAppleの特許を侵害し、また、同社のデザインなどの知的財産を模倣しているとして、複数の問題を対象としてサムスンを提訴した。Appleが対象としているのは、「Galaxy」シリーズのスマートフォンおよびタブレットと、サムスンが製造するその他の端末である。サムスンは先週、東京、ドイツのマンハイム、韓国のソウルでAppleを<逆提訴し、これに応じた。
Apple関係者は、今回の新しい訴訟についてはコメントせず、代わりに同社が4月に入ってサムスンを相手に起こした訴訟に言及した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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