左側面には、一番上端に小さな電源ボタンが置かれ、基部には2つのメモリカードスロットがあり、SD、MMC、コンパクトフラッシュを利用できるようになっている。両側にスピーカーがついており、インターネットラジオや手持ちの楽曲を鳴らして、目覚ましにしたり、デスクで聞き続けるのには十分な音量となっている。
Chamby 8にはアンチグレアの8インチディスプレイ(800×600ピクセル)が搭載されている。上部側面には、1インチ幅ほどのボタンが付いており、親しみを込めて「スマッシュバー」と名付けられている。このボタンは基本的にホームボタンとしての働きを持っており、押せばメインメニューのトップに戻るが、目覚まし時計のスヌーズボタンの役割も兼ねている。Chamby 8を裏返すと、背面には電源、音声出力、音楽や写真を扱うためのフルサイズUSBポート2つの、合わせて4つのソケットがある。
全体として言えば、Chumby 8のデザインは丈夫で機能的であり、どのアングルから見ても目に楽しい。従来のソフトボールサイズのChumbyとは違い、この最新モデルはよくできた目覚まし時計として使うにはやや大きすぎる。われわれはChumby 8を、写真を表示したり、音楽を鳴らしたり、ニュースを見せたりするための、居間に置くアクセサリだと考えている。しかし実際のところ、Chumby 8は多目的デバイスとして作られており、そのデサインも受け入れやすいものだ。
AppleのiPadと同様に、Chumby 8には一連の基本機能のほかにも、サードパーティーが作った数多くのコンテンツ(ニュース、ゲーム、動画、ソーシャルネットワークなど)がある。
メインメニューには、チャンネル、アプリ、音楽、写真、アラームがある。チャンネルメニューでは、スポーツ、ニュース、コメディ、子ども向けなどのテーマに沿って用意されたアプリが提供されている。特定のチャンネルを選ぶと、決められた一定時間ごとに順番にアプリが表示され、画面を一時的に止めることもできる。
1500以上のアプリ(便利なカテゴリに分類されており、すべて無料)が提供されているChumbyカタログを利用すれば、特定のチャンネルにアプリを追加することができ、追加も削除も自由にできる。Chumbyの画面から直接アプリを調べたり追加したりできるのは新しい機能で、これまでは自分のコンピュータのブラウザを使う必要があった。セットアップと無料登録のChumbyアカウントをChumby 8に関連づけるにはコンピュータが依然として必要になるが、この最初の手順が終われば、それ以降はデバイスだけで操作することができる。
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