現在のところ「MacBook」は、超軽量タイプと最新機能を備えたタイプのどちらかを選べるが、両方を1台で満たすことはできない。ただし、今回浮上した噂が本当なら、話は変わるかもしれない。
アジアの部品サプライヤーからの最新情報によると、Appleは新しい高速データ通信ポート「Thunderbolt」およびIntelのプロセッサ「Sandy Bridge」(開発コード名)を搭載(もちろんIntelのグラフィックスチップを採用)した「MacBook Air」の量産を2011年5月末に開始する予定で、6月には製品が店頭に並ぶ見通しだという(この情報は、米CNETが2月に報じた内容を裏付けるものだ)。
このニュースの提供元はConcord SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏で、同氏はMacBook Airの生産に関する自身の見解をAppleInsiderに提供した。これまでの噂ともかなり整合性があるうえ、MacBook Airが夏に刷新されるという点も理にかなっている。というのも、安価で軽量なMacBook Airは学生に最適で、米国において6月は新学期に向けて買い物を始める頃にあたるからだ。MacBook Airは小型で薄く、AppleはThunderbolt用のスペースを空けるためにUSBポートを1つ排除するかもしれない。USB対応機器もアダプタを介してThunderboltに接続できるからだ。
Kou氏は価格に関する情報を一切提供していないが、Appleが価格や製品ラインアップを現行のMacBook Airと似たものに維持する可能性は高いだろう。現行版では、999ドルの標準型11インチモデルから、1599ドルのフル機能型13インチモデルまで用意されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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