米CNETによると、発表間近とうわさされているAppleの新しい「MacBook Pro」は、Intelの技術を多用しているが、Advanced Micro Devices(AMD)製シリコンも採用しているという。
Thunderbolt:重要なものから述べていこう。Intelの「Light Peak」技術(Appleは実装に一役買っている)はThunderboltと改名された、とMacBook Proの刷新に詳しい業界筋は述べている。つまり、Thunderboltは、Light Peakという開発コード名で呼ばれていた技術の正式ブランドとなる。同技術は、新しいMacBook ProにおいてThunderboltコネクタという形で姿を現すことになる。
Thunderboltは新しいインターフェースとして周辺機器の接続に使われ、大量のデータを高速で転送するため、高速接続を必要とする外部デバイスで利用される。当然ながら同技術は、USBやFireWireより高いスループットを提供すると言われている。
Sandy Bridge:Intelの新しい32ナノメートルCore iシリーズプロセッサが全モデルに採用される。これらCore i3、i5、i7プロセッサは、改善された電力効率とより高い性能を提供する。例えば、主要なデュアルコアCore i5 Sandy Bridgeプロセッサの場合、動作速度が2.3GHzだが、必要に応じて3GHz近くまで動作速度を上げることが可能となっている(「Turbo Boost」という)。
13インチMacBook ProはIntel製グラフィックスチップのみ:Appleは、Sandy Bridgeプロセッサに直接組み込まれたグラフィックスシリコンのみを13インチMacBook Proで使うことにした。NVIDIAおよび同社製「GeForce320M」グラフィックスは使われない。このことは、2011年中に登場すると予想されている新しい「MacBook Air」モデルに対する変化の前兆と言えるだろう。
15および17インチMacBook ProはAMDグラフィックスを採用:AMD(旧ATI)の「ディスクリート」グラフィックスシリコンが、大きなモデルのMacBook Proで提供される。現行のMacBook Proと同様に、ディスクリートグラフィックスが使われるのは、パワーが求められる作業でのみだ。消費電力を抑えることが求められ、ハイエンドなグラフィックス処理が不要な場合、Intel製グラフィックスをデフォルトとする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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