音楽業界の情報筋によると、Appleの「iTunes」で提供を計画しているクラウド型音楽サービスにおいて、Warner Music Groupの楽曲を提供することで両社が合意に達したという。
クラウドをめぐる競争において、Appleは動きを加速させているようだ。All Things Digitalは米国時間4月21日、Appleが4大レコード会社のうち2社と契約を済ませていると報じるとともに、同社でインターネットサービス担当バイスプレジデントを務めるEddy Cue氏が、まだ契約に至っていない残りのレーベル2社との最終的な合意をまとめるため、22日にニューヨークに赴くと伝えた。
Warner MusicがすでにAppleとライセンス契約を済ませていたレコード会社2社のうちの1社なのか、それとも22日に契約を交わしたのかは不明だ。Warner Musicの広報担当者はコメントを拒否した。現時点ではAppleからのコメントも得られていない。
Warner Musicは4大レーベルのうち第3位の規模で、Linkin Park、Flo Rida、Green Dayなどのアーティストを擁している。残る3社は、Universal Music Group、Sony Music Entertainment、EMI Musicだ。この交渉について知る情報筋によると、Appleがレーベル各社と交渉して回る中、Googleはフラストレーションを募らせており、Spotifyなど既存サービスとの提携によりクラウド型音楽サービスに参入する選択肢を模索しているとレーベル各社に伝えたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果