では電池とSIMカードをセットして電源を入れてみよう。例によってSIMカードは2枚対応だ。電源ボタンは本体の上、これはE-Padオリジナルのレイアウト。電源投入後はさすがにリンゴの絵はでてこないものの、待ち受け画面が表示されればパッケージ写真にあるようにリンゴの製品そっくりなアイコンがずらりと並ぶ。これを見ると今まで本家パッドと思えたE-Padが、本家の「フォン4」にそっくりに見えてくる。
まぁアイコンはほとんどがそのままデザインをいただいちゃているイケナイ行為で作られたものだが、一部はオリジナルのものがあるなどがんばっているところもあるようだ。そして本体を横に傾けると画面表示も横手方向にちゃんとなってくれる。これは本家より実は便利な機能で、写真や動画を見るときに本体を横向きにしている時は、待ち受けの画面もこの向きになっているほうがいいのだ。ただし、アプリケーションによっては縦画面でしか使えないものもあるなどこのあたりの作りはだいぶテキトーだ。
そしてOperaやFacebookのアイコンが見えるが、実はちゃんとJava版のこれらのアプリを搭載しているのだ。トンデモケータイによってはブラウザのFacebookのURLのショートカットをアイコンにして置いているなんてものもあるのだが、E-PadはJava版のOperaとFacebookアプリを標準搭載。これなら最近の流行端末としても十分使えそうじゃないか!
とはいえE-Padの通信方式は2GのGSM/GPRS、最大で64Kpbs程度と3Gよりも低速だ。この速度でウェブサービスはさすがにきつい。でも安心してほしい。E-PadはWi-Fiを内蔵しちゃっているのだ。データ通信はWi-Fi環境で利用さえすれば、このE-PadでFacebookを楽しむのも夢ではないかも?
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある