TwitterやEvernoteを利用して、自分の行動を記録して保存することで「ライフログ」を取る人が増えている。iPhoneアプリなどを利用すれば、自分の知らない間に記録することもできるので面倒くさいと思うこともない。しかし、1つ1つの出来事を自分で確かめながら手書きでノートに残していくことにも楽しみがある。本書を見れば、その楽しみがさらに広がるのを感じられる。
食べたものや旅行の記録から、日常的な小技の記録など、ロディアや無印良品の身近なノートに自由にカラフルに書かれたライフログノートの写真を眺めるだけでも面白いが、実際に手を動かして自分でやってみるとこれがまた楽しいのだ。iPhoneを愛用している人なら、「なるほど」と思うような、デジタルでなじんだ形をアナログに持ってくる考え方もとっつきやすいのではないか。
使われている道具は、大小さまざまなノート、カラフルなペン、はさみやノリなどの日常的な文房具から、マスキングテープ、紐、布、透明ファイルやフリーザーバッグなど、意外と身近にある日用品までいろいろある。慣れないうちから「毎日やろう」とか「たくさん書き込もう」などと気負う必要はない。「楽しそう」という気持ち、それだけで十分だ。
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