Cisco Systemsが同社事業の一部を閉鎖することを発表したが、その中にビデオカメラ「Flip」も含まれていることが明らかになった。
Ciscoは米国時間4月12日、消費者向け電気製品事業の一部を閉鎖すると発表した。コアルーティング、スイッチングおよびサービス、コラボレーション、アーキテクチャ、およびビデオという5つの主要分野に重点を絞って、戦略的な事業再編を図るためである。今回の計画に基づき、最初に閉鎖されるものの1つが、Flipビデオ事業である。同事業は、Ciscoが2年前にPure Digitalを5億9000万ドルで買収した際に取得したものだった。
Ciscoはプレスリリースで、同社は「『FlipShare』の現行顧客およびパートナーの移行計画をサポートするつもりである」と述べた。しかし同社は、小型ビデオカメラであるFlipの販売を廃止する。代わりにCiscoは、「Linksys」などのホームネットワーキング技術を同社の消費者向け事業の中核に再度据え、ホームビデオ会議製品「Cisco umi」を同社の「Business Telepresence」製品ラインに統合する計画である。
閉鎖が予定されているのは、Flipビデオ事業だけではない。Ciscoは、メディアソリューション事業「Eos」も閉鎖し、同技術を社内の他部門で利用すると述べた。Eos事業はエンターテインメント企業をターゲットとして、バンドやレコード会社によるウェブサイト構築を支援するための一連の技術と開発プラットフォームを提供していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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