Microsoftは、「Office for Mac 2011」のアップデート版となる「Office for Mac 2011 Service Pack 1 (SP1)」を4月13日にリリースする。同社Mac部門のブログにて明らかになった。同日よりダウンロード可能となるOffice for Mac 2011 SP1は、安全性と安定性が高まるほか、新機能も追加される。
新機能の中で目玉となるのは、Microsoftの「Outlook」とAppleの「SyncServices」間で同期が可能となることだ。Outlookの予定表、連絡先、メモ、タスクなどは、iPad、iPhone、iPodなどすべてのApple製デバイスと同期できるようになる。
ただし、Mac部門のブログによると、以下の点には注意が必要だ。
MobileMeは、5月5日以降Mac OSのSyncServicesと同期できなくなる。もしアカウントをすでにMobileMeカレンダーの最新バージョンに移行している場合は、現時点をもって同期機能が終了する。結果、MacのSyncServicesと同期させたOutlook 2011 SP1の予定表は、MobileMeカレンダーとは同期できないことになる。
ほかにもSP1では、ExchangeベースのサーバサイドルールがOutlookでサポートされるほか、メッセージを特定の受信者に転送し、返信する際には元の送信者に送られるOutlookのリダイレクトボタンや、再送ボタン、既存メッセージの編集機能、Excelでのソルバー統合のサポートなど、さまざまな機能が追加される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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