Microsoftは米国時間8月2日、同社のソフトウェアスイート「Office for Mac 2011」の価格体系とリリース情報を発表した。
AppleのMacコンピュータを使用するユーザー向けの同Officeスイートは、「Office for Mac Home and Business 2011」と「Office for Mac Home and Student 2011」という2種類のエディションで、2010年10月末に小売発売される。
Microsoftは声明で、「プラットフォーム間の差異を縮小するために、Office 2011の価格とエディションは、Windows OS向けのOfficeに近いものとなっている」と述べた。
また同社は、8月1日から11月30日の間に「Office 2008 for Mac」を購入した人は、追加料金なしでアップグレードが可能であると述べた。(編註:日本では8月3日から11月30日までの期間が対象となる)
Office for Mac Home and Business 2011の価格は199ドルからで、「Word」「PowerPoint」「Excel」「Outlook」「Messenger」のMac版が含まれる。コンピュータを2台所有するユーザー向けに、279ドルのマルチパック版も存在する。
Office for Mac Home and Student 2011の価格は119ドルからで、Word、PowerPoint、Excel、Messengerが含まれる。3台のMacにインストール可能なファミリーパックは、149ドルで提供される予定である。
特に高等教育機関の学生、学部、教職員向けに、99ドルのエディション「Office for Mac Academic 2011」も存在する。これには、Word、PowerPoint、Excel、Outlook、Messengerが含まれる。
Office 2011は英語以外に、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ノルウェー語、ポーランド語、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語の12カ国語で提供される予定であるとMicrosoftは述べた。同製品は、10月末に100カ国以上の国で発売される予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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