Microsoftは、「Windows 8」オペレーティングシステムの初期バージョンを同社PCベンダーパートナーに提供しているのかもしれない。
Microsoftファン向けサイトのwinrumorsは、複数の匿名の情報筋の話として、Hewlett-Packard(HP)などのベンダーが現在、「Microsoft Connect」テストシステムを介してWindows 8の「Milestone 3 build 7971.0.110324-1900」を入手していると報じた。
「Windows 7」の売れ行きが引き続き非常に好調な中、MicrosoftはWindows 8の開発に取り組んでいる。ソフトウェア大手の同社は2011年に入り、Windows 7は2010年のライセンス販売累計が3億本を超え、これまでにリリースしたOSの中で最速の売れ行きを示していると発表した。
Windows 8については、Microsoftは比較的堅く口を閉ざしている。しかし2010年10月には、同社のオランダのウェブサイトのブログで、Windows 8を2012年に発売する予定だと述べた。
Microsoftは、2011年1月に開催されたConsumer Electronics Show(CES)において、「Windows」の次期バージョンは、x86アーキテクチャに加えてARMアーキテクチャ上で動作可能になることを明かした。当時、MicrosoftのARMパートナーとして、Nvidia、Qualcomm、およびTexas Instrumentsの名が具体的に挙げられた。
Microsoft広報担当者は、米CNETへの電子メールによる声明で、同社は「Windowsの将来のバージョンについてはコメントしない」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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