企業幹部としてのキャリア構築--7つのティップスを紹介 - (page 3)

William Ellermeyer (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2011年03月29日 07時30分

6:整理上手になる

 交流のあるすべての人ごとに、いつどのようにして会ったのかや、彼らの強みに関するコメントといった記録を残しておくようにしよう。こういった情報は、OutlookのようなデータベースプログラムやLinkedInのようなウェブサイトで、カテゴリ別に整理、保存しておくのがよいだろう。またスケジュールについては、会議やイベント、読書、リサーチ、運動、食事、食べ物、娯楽といったものも含めて整理しておくようにしよう。さらに、紙ベースのファイルを複数用意し、重要なプロジェクトや、特別な人々、イベント、記録として残しておきたい内容、読むべき資料、マーケティング資料といったものを分類しておくのがよいだろう。電子メールはそのまま受信トレイに保存しておくのではなく、必要に応じて印刷する癖をつけ、分類や削除も行うようにしよう。また、内容に応じて「対応中」や「後日見直し」といったファイルに分類するのもよいだろう。さらに、電子メールを活用することで、築き上げた人脈との関係を密にするとともに、新たな人脈を獲得するように努めよう。キャリアの転換を図る際には、毎日少なくとも8~10通の状況報告メールを送信することになるはずである。

7:身体と精神を鍛えておく

 精神的にも肉体的にも最高の状態を維持することが、これまで以上に重要になってくる。こういったことは、現代におけるテンポの速い、「いつもつながっている」ビジネス環境では必要不可欠なのである。1週間に少なくとも4~5回は運動するようにしよう。また、タンパク質中心の低脂肪かつ低炭水化物の健康的な食事を摂るようにしよう。さらに、瞑想を毎日行うようにしよう。毎朝、1日の初めに15分間だけでも「心を休める」ようにしてほしい。ポジティブな面に集中することで、1日をよりポジティブに過ごせるようになるはずだ。

 機会は、これまでとは異なったかたちで訪れるかもしれないということを忘れてはならない。そういった機会が目の前に訪れた際に、そのことに気付けるようにするとともに、望み通りの機会を生み出すようにも努力してほしい。変化は常に起こっている。経済情勢が厳しい時であっても、人々は昇進したり、異動したり、退職したりしている。つまり、経済が低迷していたとしても機会は豊富に存在しているのだ。本記事で紹介している7つのティップスを実践することで、そういった機会を逃さないようにしてもらいたい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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