日本ユニシスは3月28日、震災や計画停電の影響で、通勤困難な社員が発生した企業や団体向けに、リモートアクセスツール「SASTIKサービス」を最大3カ月間無償で提供すると発表した。
SASTIKサービスは、自宅や外出先のインターネットに接続できるPCに、専用のUSB型認証キー(SASTIKキー)を挿入するだけで、企業などが利用している社内メールシステムに外部からセキュアに接続できるリモートアクセスツール。USBキーを抜き取るだけで、利用したPCには証跡を残さずに自動でログオフできるリモート環境が実現できるという。
これにより、計画停電および通常の通勤経路が確保できないなどの理由から、通常勤務時間に出社ができない、もしくは育児や介護など家族のサポートでフレキシブルな勤務形態が不可欠な社員や職員でも、通常勤務のスタッフと社内メールでのコミュニケーションが可能になるとしている。
今回、提供されるのは、クライアント側でのダウンロードや印刷を一切抑止できる「SASTIKサ-ビス(Type-A)」となる。受付期間は、3月28日から4月30日まで。サービス内容や申し込み方法の詳細は、同社サイトから問い合わせのこと。
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