アイ・オー・データ機器とサスライトは3月30日、サスライトのアプリケーション「SASTIK-LIMO」を搭載するアイ・オー・データのUSBメモリ「ToteBag」シリーズを「SASTIK×ToteBag」シリーズとして市場投入すると発表した。2006年4月に出荷を開始する。
同製品を使用するユーザーは、データの保存や持ち運びのためのUSBメモリ機能に加え、あらかじめUSBメモリ内に格納されている「SASTIK-LIMO」を起動することで、普段使っている「メールのアドレス帳」や「インターネットのブックマーク」などの環境をどのPCでも利用できるようになる。このため、インターネットカフェや友人のPCをあたかも自分のPC環境のように使うことができる。
「SASTIK×ToteBag」 |
「SASTIK-LIMO」には「SASアプリと呼ぶアプリケーションが搭載されている。標準で「メール機能」「ファイル保存機能」「お気に入り機能」「アドレス帳機能」などがある。これらアプリケーションやPC環境はすべてパスワード保護されたインターネット上の「SASTIKセンター」内に保管され、PCには痕跡を残さない。
また、インターネット上に1ギガバイトのストレージスペースが提供されるNTTコミュニケーションズの「cocoaギガストレージ」サービスをオプションとして利用することも可能。ここに重要なデータを保存しておけば、「ToteBagシリーズ」の紛失や盗難被害に遭った場合のデータ漏洩・喪失対策となる。
なお、使用したいPCがインターネットに接続されていない場合は、SASTIKセンターへの接続が不可能なため、SASTIK-LIMOの機能は利用できない。
ToteBagシリーズでSASTIK-LIMOが搭載されるのは、「TB-M2シリーズ」「TB-Lシリーズ」「TB-Bシリーズ」「TB-SQシリーズ」の4ライン。これらの製品を利用中のユーザーに対しては、後日アイ・オー・データのWebサイトからSASTIK-LIMOをダウンロードできるサービスが提供される。
サービス価格は、月額157円。cocoaギガストレージサービスの利用料は月額315円。年間200万台の出荷を予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?