日本ユニシス、SaaS型教育プラットフォームを機能強化

富永恭子 (ロビンソン)2011年03月22日 16時38分

 日本ユニシスは3月22日、SaaS型教育プラットフォーム「LearningCast」の最新版「アップデート5」を同日より提供すると発表した。

 LearningCastは、企業の集合型研修の運営からEラーニングまでの研修業務を統合的に運営、管理する機能をSaaS型の教育プラットフォームとして提供するサービス。アップデート5では、多くの従業員を抱える企業での1回当たり1万名を超える学習や、年間5000回を超える研修など、大規模なEラーニング運営を想定し、16項目の機能を新たに改善した。

 具体的には、教育実施者を意識した「受講管理機能」「受講履歴管理機能」といった管理面での改善、学習者側を意識した「研修コース検索機能」の改善、組織を意識した「学習進捗管理機能」の改善などを行ったという。

 受講管理機能では、組織ごとの受講登録指定が画面上で操作可能となり、研修の受講登録手続きがより使いやすくなったとしている。また、受講履歴管理機能では、多くの研修の中から期間を指定して絞り込むことにより、期間を区切った受講履歴をダウンロードできるようになった。これにより教育実施者の管理効率向上が図れるという。

 LearningCastの価格は、ユーザーの社内教育(10~49名)で利用する場合、初期設定料が5000円。月額利用料が1名当たり800円(いずれも税別)。利用者数が増えるほど、月額利用料が安くなるボリュームディスカウントによる料金体系を採用している。またEラーニング教材を使用した教育ビジネスなど、ユーザーが第三者に教育サービスを提供する場合は、基本料金と利用実績に応じた「教育ビジネスプラン」での利用が可能だ。

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