Motorola Mobilityが正式に発表するまで時間はかかったが、同社のタブレット製品「XOOM」にWi-Fiのみのモデルが提供されることが決まった。
Motorola Mobilityは米国時間3月16日、同製品を米国で27日から599ドルで販売すると発表した。Wi-Fiモデルは3G通信対応モデルと同様、10.1インチのディスプレイを備えている。またAndroid 3.0(開発コード名「Honeycomb」)、32Gバイトのオンボードストレージ、1GHzのデュアルコアプロセッサを搭載している。
Motorola Mobilityは現在、3G通信が装備されているXOOMを回線契約なしで799.99ドル、Verizon Wirelessとの2年間の契約付きで599.99ドルで販売している。
Wi-Fiのみを搭載したXOOMを販売することで、Motorola MobilityはAppleの例にならうことになる。11日に米国で販売開始された「iPad 2」には、Wi-Fiのみのモデルと3Gモデルがある。Wi-FiのみのモデルのiPad 2の価格は、16GBのストレージを搭載したタイプが499ドル、Wi-Fi版XOOMと最も条件が近いとみられる32GBモデルは、599ドルで販売されている。
MotorolaがWi-FiのみのXOOMモデルを販売するといううわさは以前から流れていた。3月に入って、Wal-Mart傘下の小売店、Sam's ClubがWi-FiのみのXOOMモデルを展示している写真がリークされ、Sam's ClubがXOOMを539ドルで販売する予定であることが判明した。続く12日の報道では、Wi-FiのみのXOOMモデルを599ドルで3月27日から発売するという内容のStaplesのチラシがリークされ、正確なところが明らかになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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