2011年3月11日午後2時46分ごろ、東北地方太平洋沖を震源とするマグニチュード9.0の強い地震が発生し、それに続く度重なる余震や津波により、被災地は甚大な被害を受けている。
ジェット推進研究所の地球物理学者であるRichard Gross氏はLos Angeles Timesに対し、今回の地震で地球の軸が約6.5インチ(約16.5cm)移動した可能性があると述べている。同氏によると、これにより、地球の自転速度が加速し、1日が1.8マイクロ秒短くなったという。また、米地質調査所の地球物理学者はCNNに対し、日本の本州が8フィート(約2.4m)移動したようだと語った。
この地震と津波の破壊力を示すため、Googleは今回の地震で最も被害の大きかった地域の発生前と発生後の高画質衛星画像をまとめている。
Google Crisis ResponseチームのRyan Falor氏はGoogle Lat Long Blogへの投稿で、「われわれは、現場の対応組織による取り組みを支援するため、このデータを直接提供している。この新しい最新の衛星画像が彼らの役に立ち、またこの状況を見守るすべての人にとっても、被害状況を示す助けとなれば幸いに思う」
ABC Newsは、この画像を用いた特定地域の発生前と発生後を比較した画像資料を提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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