Microsoftは米国時間3月3日、近隣のお買い得情報を容易に検索できるようにすることを目的に、ウェブにある割引情報を集約するサービス「Bing Deals」をローンチした。デスクトップユーザーとm.bing.comユーザーの両方に提供される。
Bing DealsはLivingSocial、Groupon、Restaurant.comといった、多数のクーポンサイトから情報を集約する。モバイルユーザーに対しては、携帯電話のリアルタイムな位置情報と連動して、近隣のサービスがわかるようにする。
この技術自体は、お得情報集約サイトThe Dealmapとの提携によるものである。Bing Dealsはローンチ時点で、合計20万件以上の情報を集約するとMicrosoftは述べている。
Bingディレクターを務めるStefan Weitz氏は先週、米CNETとの電話インタビューに応じ、新機能は割引情報を検索するためのよりよい手段であると述べた。
「人々は、われわれが考えているほどお得情報の検索が得意ではない」とWeitz氏は述べた。「Bing Dealsの素晴らしい点は、m.bingの世界に入ってお得情報ボタンを押すと、そのユーザーにとって最もお得だと考えられる情報が最初に表示されるという点である」(Weitz氏)
何が表示されるかは、Bingのアルゴリズムによって決まるとWeitz氏は説明した。システムは、割引率が50%以上かどうか、また、複数の人々によって共有されているかどうかということも考慮する。
Weitz氏は、今回のお得情報サービスの追加について、Microsoftは独自のクーポン共同購入システムを構築したり、お得情報を提供する既存の企業と競争したりするつもりはないと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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