Googleは、マルウェアに感染したとされる21の「Android」アプリを「Android Market」とユーザーのAndroidデバイスから削除したとみられる。AndroidのファンサイトAndroid Policeは米国時間3月1日、あるredditユーザーが、正規アプリの海賊版が「DroidDream」と呼ばれるトロイの木馬を含んでいることを発見したと伝えた。問題の21のアプリは、Android Marketからはなくなっているが、現在もAndroid Policeのサイトにはスクリーンショットが掲載されている。
これらのアプリのパブリッシャー名はMyournetとなっているが、モバイルセキュリティ企業Lookoutなどは、DroidDreamはほかのパブリッシャーからのアプリを含め50以上のAndroidアプリで見つかっているとしている。
また、ファンサイトAndroidCentralによると、今回問題となったアプリは5万人以上がダウンロードしたという。ただし、Googleは「Android 2.2.2」以降でこのタイプの攻撃からユーザーを保護できるようにソースコードを修正しており、「Android 2.3」(Gingerbread)にはこの脆弱性が存在しないとAndroidCentralは指摘している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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