東芝は3月2日、液晶テレビ「レグザ」に新エンジン「レグザエンジンCEVO(シーボ)」を搭載した「Z2」シリーズを追加した。2番組同時録画や超解像技術などに対応する。発売は3月25日。
Z2シリーズは47V型、42V型、37V型の3機種を用意。いずれも地上デジタルチューナを3基、BS、110度CSデジタルチューナを2基搭載し、番組視聴中でも2つの裏番組を同時に録画できる「地デジ見ながらW録」に対応する。地上アナログチューナは非搭載で、3Dにも対応していない。
バックライトは白色のLEDをサイドに配したエッジ式を採用。レグザエンジンCEVOでコントロールすることで、16分割のエリアコントロールを実現するとしている。
また、超解像技術では「レゾリューションプラス6」を採用。従来1枚の画像の中で施していた超解像処理を複数のフレームを用いて処理することで、より高精度に元の映像を復元し、緻密な映像を映し出せるとしている。高速処理ができるレグザエンジンCEVOならではの高画質技術と言える。
テレビ本体は47V型で最薄部29mmのスリムデザインを採用。HDDは内蔵していないが、外付けUSB HDDによる録画に対応しており、最大4台までの接続が可能だ。今回のモデルから同時録画中の2番組それぞれに自動でチャプターが付けられる「Wマジックチャプター」に対応する。
スマートフォンやタブレットPCなどから操作ができる、「レグザAppsコネクト」にレグザモデルとして初めて対応したほか「REGZA Phone」と連携し、内蔵カメラで撮影した静止画をWi-Fiを介してZ2シリーズの画面で再生する機能、YouTube視聴などネット機能も拡充された。
東芝では、Z2シリーズをレグザエンジンCEVO搭載の第1弾モデルとしており、今後第2弾、第3弾の商品化を予定しているという。
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