東芝は3月2日、AR(拡張現実)を利用した液晶テレビ「レグザ」用のカタログとして「【AR家電】未来のカタログ」を発表した。スマートフォンや携帯電話を用いて自分の部屋にレグザを置いた様子をシミュレーションできるという。提供開始は3月14日。
【AR家電】未来のカタログは、スマートフォンに専用アプリをインストールし、レグザのARマーカをレグザを設置したい場所に置いてカメラ撮影すると、撮影したARマーカ上にレグザが表示されるというものだ。
実物サイズに近いレグザを部屋に重ね合わせて見られるため、部屋全体のバランスや壁との距離などを確認できるとしている。また、ARマーカの向きを変更することで、画面上のレグザの向きも変更でき、薄さや背面も確認できるという。
携帯電話を利用する際は、ARマーカを撮影した画像をサービス専用のメールアドレスに送信すると、レグザが表示された画像が返信される仕組みだ。
ARマーカは、レグザのカタログに付いているほか、東芝のウェブサイトからも入手が可能だ。シミュレーションした画像はTwitterを使って共有することもできるとしている。スマートフォンはAndroid 2.1以上に対応する予定。サービス開始時点での対象機種は液晶テレビレグザの「Z2」シリーズとなる。
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