東芝は12月14日、AR(拡張現実)を利用した、デジタルミュージアムコンテンツ「feel the beginnings 東芝1号機ものがたり」をウェブサイト上に公開すると発表した。電気洗濯機など東芝が手がけた1号機の3D画像などが体験できるという。
feel the beginnings 東芝1号機ものがたりは、パソコンのウェブカメラに、東芝のサイトからダウンロードしたガイドブックをかざすことで、パソコン画面に東芝1号機の年代に応じた親子と時代風景からなる短い映像と、東芝1号機の3D画像が連動したコンテンツが見られるというもの。
ガイドブックには、特殊な記号(マーカー)が描かれており、1号機の説明と記号(マーカー)部分をウェブカメラにかざすことによって、AR体験ができる。
サイトで再現可能な東芝1号機は、白熱電球(1890年)、電気扇風機(1894年)、電気洗濯機(1930年)、電気冷蔵庫(1930年)、電気掃除機(1931年)、自動式電気釜(1955年)、カラーテレビ(1960年)、ラップトップ型PC(1985年)の全8機種。3D画像で、いろいろな角度から見られる。
また、1号機の現物が保存されている神奈川県・川崎市にある「東芝科学館」でも、館内にデジタルミュージアムが見られるPCを設置する予定とのことだ。
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