「MobileMe」(以前の名称は「.Mac」)は、2008年中ごろの登場以来、AppleがiOS端末やコンピュータ向けに提供している有料のアドオンサービスである。しかし、最近では、顧客に対する製品購入後のデジタルライセンスとしての販売を優先し、同ツールのパッケージ版はAppleストアから姿を消していた。リモートのiOS端末の追跡サービスはまた、MobileMeの主なセールスポイントの1つとなっていたが、Appleが2010年11月にiOS 4.2をリリースした時点で現世代のiOSデバイスでは無料の機能となっている。
これが製品としてMobileMeにどう関係してくるのだろうか?Appleは依然として同サービスを電子メール、カレンダー、ウェブサイト、メディアのホストのほか、ストレージ、同期サービスとして位置づけている。しかし、Cult of Macの最近の報道によると、Appleはこのほかに、ビデオのライブストリーミングツールなどの機能とともに、チェックインツールや場所に関するページなどの位置情報機能を追加する可能性があるという。
小規模企業を対象にした技術サポートサービスは、消費者向けの話ではないが、明日のイベントで発表の可能性があるものとして挙げておこう。
このサービスは「Joint Venture」と呼ばれており、AppleInsiderが2月28日に詳細を報じた。この年額500ドルのサービスは、最大5台のMacに適用可能で、AppleのGenius Barでの優先的な技術サポートを提供するという。そのほかの特典としては、グループでのトレーニングセッションや電話での優先的な技術サポートが含まれると言われている。これは、99ドルで最大3台のマシンをカバーする個人向けの既存サービス「ProCare」とは大きく異なっている。
Appleは、このサービスを開始する計画について、直営店の従業員に概要を伝えたと言われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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