「Windows Phone 7」搭載携帯電話のユーザーは、Microsoftが米国時間2月21日にパッチをリリースしたとき、大いに期待したに違いない。このパッチは、今後予定されているOSアップデートのインストールプロセスを改善するものだった。しかし一部のユーザー、特にサムスンの「Omnia 7」を使用しているユーザーは、このパッチを適用すると携帯電話に不具合が生じ、使用できなくなると報告している。
すべてのOmniaでこの問題が発生しているわけではなく、また他のWindows Phone端末でもこの問題が起きているかどうかは確認できていないが、WinRumorsやTwitterなどのウェブサイトに、アップデートによって携帯電話が使えなくなったという報告が一部のユーザーから上げられている。これに対しMicrosoftは、Windows PhoneサポートのTwitterフィードを通じて、問題が発生したユーザーは携帯電話を購入した販売店に出向いて新品に交換してもらうよう勧めている。
米CNETが22日に問い合わせたところ、Microsoftは不具合の報告について調査中だと述べた。
「Windows Phoneのアップデートプロセスに関連する報告について、現在調査している。追加情報とガイドラインを分かり次第、提供する」とMicrosoftの広報担当者は米CNETに対して述べた。
Windows Phone 7初のメジャーアップデートは数カ月以内にリリースされると予想されているが、Microsoftは具体的な日付については発表していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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