X Prize Foundationは米国時間2月17日、Google Lunar X Prizeに登録した29チームの正式なリストを発表した。X Prize Foundationの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるPeter Diamandis氏は声明で、「民間の月へのレースが正式に始まった。われわれがこのコンテストを始めて発表したとき、競争に参加するだけの才能と勇気を持ったグループは10グループ程度だろうと考えていた。ところが、30チーム近い勇敢な革新者たちが月への新しい道を示してくれることに驚いている」と述べている。
GoogleとX Prize Foundationはこのコンテストを2007年に発表した。賞を得るには、ロボット探査機を月に着陸させ、月面を500m以上移動する必要がある。そしてその間、HD動画を地球にストリーミング送信しなければならない。これを最初に達成したチームは賞金2000万ドルを獲得し、2番目に達成すれば500万ドルを獲得する。
また、「宇宙探査の分野における多様性を促進した」チームには100万ドルが贈られ、より長距離の移動や以前の月飛行での探査地点への到達など、追加の偉業を成し遂げたチームにはさらに400万ドルが贈られる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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