UPDATE Dellは米国時間2月8日、新しい10インチの「Windows 7」搭載タブレットにより、同社のタブレット製品を拡大したと発表した。同タブレットは、「より高いモバイル性を必要とするユーザーと、制御、セキュリティ、管理性、および既存のインフラ投資との統合を求めるIT組織」向けに設計されているという。
「Windows 7 Business Tablet」はIntelプロセッサを搭載し、2011年半ばに発売される見込みである(下の写真のタブレットは、単なるモックで実機ではない)。
同タブレットは、8日午前にサンフランシスコで開催された「Dell Means Business」イベントで発表された39の新製品のうちの1つである。新製品として、ノートPC、デスクトップ、ワークステーション、コンバーチブルタブレット「Latitude XT3」(ノートPCとタブレットを組み合わせた「Latitude XT2」の後継機種)などが発表された。
しかし、今回のイベントで最も注目を浴びそうな製品は、「Windows 7 Business Tablet」である。だが、同製品のスペックの詳細は不明であり、2011年中に発売ということ以外、価格や発売日も明らかになっていない。
Dellのコマーシャルクライアント製品グループ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるSteven Lalla氏は同イベントにおいて、WindowsはIT管理スキームに適合するため、企業はWindowsを求めると述べた。同氏は、「Android」を求めないというわけではないと付け加えたが、ビジネス業界の大部分がMicrosoftの製品を望んでいると主張した。
しかし、この新しいタッチスクリーン搭載タブレットには、10インチのAndroid版も登場する予定だ。同デバイスは、「10-inch Android Tablet」と少なくとも今のところは名付けられているようだ。これは、どちらのバージョンも「Streak」シリーズには含まれないということを意味している。
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