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オラクル、NTTデータら、共同で小売業向けDWH/BIソリューションを提供

富永恭子(ロビンソン)2011年01月31日 19時34分
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 NTTデータ、NTTデータ先端技術、NTTデータ スミス、日本オラクルの4社は1月31日、小売業向けデータウェアハウスおよびビジネスインテリジェンス(DWH/BI)ソリューションを開発し、2月より営業活動を開始すると発表した。サービス提供は3月から。

 同ソリューションは、小売業務での分析ニーズに対応するレポートをテンプレート化したDWH/BIサービス。「レポートテンプレート」「データモデル」「データ分析基盤」で構成される。予算と実績の把握や在庫、仕入の適正化など店舗の管理、その他売上向上に必要な情報を見える化することにより、ユーザーの分析業務を効率化し、定量的な情報に基づく的確なアクションを推進するという。テンプレート化により、短期間かつ低価格で提供が可能となり、業務において容易に定常化することをサポートするとしている。

 同ソリューションの開発において、NTTデータは、小売業でのシステム開発経験、知見、およびDWH/BIの開発技法、データ分析方法論を活用したという。レポートテンプレートは、小売の主要5業務(予実管理、在庫・仕入管理、品ぞろえ管理、カテゴリ別販売管理、店舗運営)について作成。業務単位でテンプレート化しているため、ユーザーのニーズ、予算感に合わせて必要なテンプレートを選択導入できる。

 NTTデータ先端技術は、オラクル製品の専門的な技術部隊を擁し、販売から技術支援、保守サービスまでを提供している。今回、製品の販売元である日本オラクルと連携してソリューションを開発したという。また、小売業の情報活用に実績のあるNTTデータ スミスが提供するサービスを利用することで、アンケートの結果や各種統計データなどの外部データが取得でき、社内環境だけでなく市場と自社を相対的に比較した分析が可能になるという。

 同ソリューションに採用されたオラクル製品は、レポート部分にBIツールの「Oracle Business Intelligence」、データを格納するデータモデル部分に小売業向けデータモデル「Oracle Retail Data Model」、およびデータベース製品「Oracle Database」となる。これらを分析基盤としてデータベースマシン「Oracle Exadata」と組み合わせることで大量データの検索、集計処理の性能向上も可能だという。

 今後、同ソリューションの開発、提供において、NTTデータ、NTTデータ先端技術、NTTデータ スミスは、テンプレートとなるレポート類の追加、テンプレート適用業務の追加などの機能拡充を行うとともに、導入前の基本構想策定コンサルティングや導入後の定着化支援など、上流工程から運用まで一貫したサービスの体制づくりを進めるという。また、日本オラクルは技術支援とともに豊富なチャネルを活用した営業活動を行うとしている。同ソリューションの初期導入費用は3000万円より。今後4社は協力して、同ソリューションの普及、展開を図り、2013年度末までに15億円の受注を目指す。

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