ソニーは、映像配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」を1月26日から日本国内でスタートする。ネットワーク対応の液晶テレビ「ブラビア」で視聴できる。
配信されるのは、20世紀フォックス、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ワーナー・ブラザースなどの最新ハリウッド映画と邦画に加え、先行、独占配信を含むアニメーション作品など約200タイトル。コンテンツは順次増やしていく予定だ。
すべてストリーミング形式で提供され、画質はHDとSD。価格は1タイトルあたりHD画質が500〜1000円、SD画質が350〜700円になる。音声は2chが基本だが、一部のHDコンテンツでは5.1chのものが含まれる。購入したコンテンツは、再生を開始した時点から48時間もしくは72時間の視聴制限が付く。
視聴できる機器はネットワーク対応のブラビアのみとなるが、準備が整い次第、ソニーのネットワーク対応機器へ展開していくという。
ソニーでは、コンテンツの豊富さが他社のテレビ向け動画配信サービスとの差別化ポイントとしており、画面遷移の速さなどストレスの少ない操作性もブラビアならではという。
Video On Demand powered by Qriocityは、2010年4月に米国で開始され、11月にはイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインにも拡大した。また、Qriocityの音楽サービスとして、クラウドベースのデジタル音楽配信サービス「Music Unlimited powered by Qriocity」をイギリス、アイルランドで12月に開始している。
今後はQriocityを通じて、ビデオ、音楽に加え、ゲームや電子書籍などのコンテンツも配信していく予定としている。
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