ソニーは1月20日、液晶テレビ「ブラビア」に、Skypeなどのネット機能を搭載した新製品4シリーズを発表した。そのうち2シリーズは3D対応モデルになる。2月中旬から順次発売される。
発表されたのは、3D対応の「EX720/EX72S」、イーゼルのような新スタンドを採用した「EX420」、バックライトにCCFL管を採用したスタンダードモデル「CX400」となる。
全機種でSkypeに対応(2011年春にアップデート)したほか、テレビ番組で流れている楽曲情報を自動で教えてくれる「TrackID」、スマートフォンをリモコン代わりに使える「メディアリモート」などの利用が可能。ソニーが提供する「Video On Demand powered by Qriocity」をはじめとしたインターネット動画視聴もサポートする。USB接続による外付けHDDでの録画も可能だ。
画質回路には現行の高画質機「HX900」に採用されている「ブラビアエンジン3」「インテリジェントイメージエンハンサー」「インテリジェントMPEGノイズリダクション」を強化させた新「X-Reality」をすべての機種に内蔵。超解像技術であるインテリジェントイメージエンハンサーを利用することで、フルHD画質からネット動画まですべての映像を高画質化するとしている。
CX400以外のモデルでは、バックライトにエッジ型LEDを採用したほか、FeliCaポートを搭載した「おき楽リモコン」を付属する。
3D対応機はEX720と、40Wのスピーカーを搭載したEX72Sを追加した。従来別売であった3Dトランスミッタを内蔵し、3Dメガネを購入するだけで3D映像を視聴できる。パネルは2倍速駆動だが、通常の倍速技術にバックライトコントロールを加えた「モーションフローXR240」を搭載することで、4倍速と同等の低残像感を実現するとしている。
EX420は、新デザインのスタンドを採用した薄型モデルだ。スタンドは、絵画を立てかけるイーゼルをイメージしてデザインされており、映像が浮いているような浮遊感を演出しているという。ボディカラーはブラック、ブラウン、ホワイトで、22V型のみピンクも用意される。
CX400は、バックライトにCCFL管を採用したスタンダードモデルだ。人感センサを備えたほか、32V型モデルには1920×1080ピクセルのフルHDパネルを搭載する。
全機種ともに搭載チューナは地上、BS、110度CSデジタルチューナ1系統、地上アナログチューナ1系統。外付けHDDへの視聴中の裏番組録画には対応していない。
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