Hewlett-Packard(HP)が米国時間2月9日に開催する「webOS」関連のイベントが近づく中、同社のうわさのタブレットに関する詳細が報じられている。
Engadgetは、匿名の情報筋の話として、HPが、「Topaz」と「Opal」という2種類のタブレットを発表する予定であると報じている。同サイトの情報筋は、Topazは、Appleの「iPad」と「ほぼ同じ」大きさで、1024×768ピクセルのTFT液晶ディスプレイを搭載するようだと述べているが、Engadgetによると、この情報筋は「100%の確信があるわけではない」という。Topazは、Opalよりも3カ月早く発売され、OpalはTopazよりもサイズが小さくなる見通しであると同情報筋は述べている。Opalにも1024×768ピクセルのTFT液晶ディスプレイが搭載される見込みだという。
Engadgetの情報筋は、これらのタブレットには、HPの「Beats Audio」によっておそらく実現される「プレミアムオーディオ」が搭載される予定だと述べている。また、クラウドストレージへのアクセスが標準装備されるという。Engadgetの情報筋によると、ユーザーは「数十Gバイトの」ストレージを利用可能になるという。
しかしそれだけではない。同記事は、HPの委託によりGfK Custom Research North Americaが実施したアンケートを、匿名の情報筋から入手したと述べている。そのアンケートでは、デバイスを接続するだけでなく、「タブレットをアラーム時計、デジタルフォトフレーム、GPS装置に変換」するワイヤレスドックなど、いくつかの機能に対する消費者の関心を調査している。また、ユーザーがあるデバイスとHPのタブレットを同時に実際にタップすることにより、スレートにコンテンツを転送する「Tap-to-Share」機能についても記載があるとEngadgetは述べている。
またこのアンケートでは、「Flash」のサポートや「真のマルチタスキング」、タブレットで通話を受信する機能に対する消費者の反応についても調査している。
GFKのアンケートに記載されている機能が、HPのタブレットで提供される予定だというわけではない。
HPにEngadgetの報道についてコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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