マカフィーは1月18日、「最新ガジェットを守る5つのセキュリティアドバイス」を発表した。最新技術を搭載したガジェットやデバイスのユーザーが急増している一方で、サイバー犯罪者の格好の標的となっており、これまでにない新たな方法でユーザーに罠を仕掛けてくることが予測されるという。
今回のアドバイスは、最新ガジェットのセキュリティを簡単に確保するために事前対策法をまとめたもの。「Apple製品」「携帯電話、スマートフォン、タブレットPC」「インターネット対応ゲーム機、インターネット対応テレビ」「USBデバイス、外付けのハードディスクドライブ」「デスクトップおよびノートPC」の5項目に分けて対策法を紹介している。
Apple製品については、Macを狙った脅威も増加しているため、MacユーザーはMac版のウイルス対策ソフトを導入することを推奨するとともに、「iPhone」や「iPad」のユーザーはデータの同期、バックアップ、セキュリティ確保のツールを提供する「MobileMe」の利用を検討すべきとしている。また、Apple製品は人気が高いため盗難に注意するよう呼びかけている。
携帯電話、スマートフォン、タブレットPCでは、これらをターゲットにする脅威が活性化することが予測されるため、個人情報や金融情報をできる限り携帯電話に保存しないこと、またリモートロックを可能にしておくことを挙げている。
ネット対応のゲーム機やテレビについては、最新の脅威に狙われる可能性が高いため、ネットに接続する際は注意が必要としており、またゲームのオンライン対戦でチャットをする際には、個人情報流出に注意すべきとしている。USBデバイスや外付けHDDについては、情報の暗号化とパスワード設定をするとともに、盗難に遭いやすいことから放置に注意することが重要としている。
PCについては、新品を購入した際には必ず包括的な機能を持つウイルス対策ソフトを導入すべきとしている。特に無料のウイルス対策ソフトは基本的な機能しか搭載されていない場合が多く、新種の脅威に対応できないケースがあるという。個人情報を入力する際には、必ずウェブサイトのアドレスを確認すべきとしている。短縮URLが使用されている場合には、クリックする前にリンク先が合法的なウェブサイトであることの確認もすべきとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス