パナソニック、3D対応ビデオカメラに小型モデルを追加--コンバージョンレンズで3D撮影

加納恵(編集部)2011年01月17日 19時02分

 パナソニックは1月17日、ハイビジョンビデオカメラにコンパクトサイズの3D対応機「HDC-TM90」(TM90)、「HDC-TM85」(TM85)を追加した。広角28mmレンズを搭載する。発売は2月25日。価格は64Gバイトの内蔵メモリを備えたTM90が10万円前後、32Gバイト内蔵メモリのTM85が8万円前後になる。

  • 「HDC-TM90」

 TM90、TM85は、総画素332万の1/4.1型MOS固体撮像素子を採用したコンパクトモデルだ。高さ63.0mm×幅50.5mm×奥行き120.0mmで、重量約239g(TM85は約238g)の小型サイズながら1080/60p記録と、3D撮影に対応する。

  • 「HDC-TM85」

 3D撮影は、付属のステップアップリングに別売の3Dコンバージョンレンズ「VW−CLT1」を装着することで可能になる別体タイプ。2010年7月に発表された「HDC-TM750/TM650」の3D撮影スタイルを踏襲し、映像はAVCHD方式で記録される。

  • 「VW−CLT1」

 レンズ部には新設計のマルチアクチュエータレンズシステムを採用。広角28mmから独自の超解像技術を加えた「iAズーム」で40倍ズームまで撮影できるとしている。

 3.0型ワイド液晶モニタはタッチ式で、ズーム調整や再生時のシーン選びはタッチスライド操作が可能。静止画モード時に撮りたい被写体にタッチすればピントを合わせて撮影できる。顔だけでなく、色でも追尾する「追っかけフォーカス」、5つのシーンに合わせてキレイに撮れる「おまかせiA」など撮影をサポートする機能も内蔵する。

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