現在の就職活動のスタイルはオンラインでのエントリーに始まり、オフラインでのセミナー、選考を通じて内定まで進んでいく。
この流れを考えれば、本来セミナーは学生と企業がお互いを知り合うべき場所だ。しかし物理的な制約から、お互いを知るタイミングですでに参加企業を絞り込む必要があることが問題だという。
またウェブでのエントリーは広く門戸を開いた「マスメディア型」であるのに対して、オフラインでの選考は「個別コミュニケーション型」になる。この急な状況の変化によって、コミュニケーション不全が起きるという。
この2つの課程の間に、ソーシャルメディアを活用した「オンラインでの個別コミュニケーション」を挟むことで、意思の疎通が容易になると岡崎氏は説明する。