グリーは1月11日、米カリフォルニア州に子会社「GREE International,Inc.」を設立することを発表した。法人登記は2月に完了する見込みで、グリー取締役 執行役員CFO 事業開発本部長の青柳直樹氏が子会社の代表者を兼務する。グリーは米国子会社に資本金100万米ドルを投じ、海外展開を本格化させる。
GREE Internationalは同社初の子会社であり、かつ初の海外子会社となる。グリーの広報は「通信インフラやスマートフォンの普及状況を考慮し、まずは北米に拠点を構える」ことになったと述べている。なお、サービスの内容と提供時期についてはノーコメントとした。
設立当初は約10名の従業員がGREE Internationalに駐在する。現地採用も進めており、今後陣容を拡大させたい考えだ。
また、GREE Internationalが英語圏向けサービス全般を担う子会社となるかは、現段階で決まっていないようだ。しかし、「インターネットサービスであるため、世界のどこにいてもサービスを受けられる」(グリー広報)ことから、提供当初はその性格を持つことになる見込み。
グリーは子会社の設立趣旨として「海外進出のさらなるスピードアップ」を掲げており、「将来的には全世界に向けてサービスを提供していきたい」(同)としている。
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