Diggのバージョン4のデザイン刷新は、今回のリストの中で最も議論を呼んだものの1つに間違いなく挙げられるだろう。2010年の中ごろにDiggユーザー向けのオプトインプレビューとして開始され、8月下旬に全ユーザーに公開された。
Diggのデザイン刷新は外観だけにとどまらず、ユーザーが記事を投稿する方法と発見する方法の両方に劇的な変更が加えられた。その過程で、伝統的なDiggの機能がいくつか削除されている。口うるさいユーザーの多くは、パブリッシャーにあまりにも強大な権限が与えられたという懸念を表明した。それまではDiggコミュニティーが投票対象となる記事を選出していたが、パブリッシャーが自社のコンテンツをDiggに自動的に投稿できるようになったからだ。
Diggはある程度ユーザーの声を聞き入れて、いくつかの機能を復活させ、計画通りに進まなかったことを認めた。しかし、それでもDiggの最高経営責任者(CEO)であるJay Adelson氏の辞任や同社のレイオフなど、水面下で起きていたことの一部を変えることはできなかった。
提供:Josh Lowensohn/CNET