YouTubeが2010年に行ったデザイン刷新の取り組みは2種類あった。1つはYouTubeサイト自体の刷新で、もう1つはYouTubeの動画プレーヤーの刷新だった。
サイト面では、Googleは年月とともに増えてきた同サービスの機能をより効果的に調和させて、統合するために単に掃除を行っただけだ。多くの機能が追加されたために、ページの読み込み速度は低下し、混乱するユーザーも出始めていたので、Googleは複数の機能を隠して、メニューを整理し直した。この刷新ではYouTubeの評価システムの完全な見直しも行われた。星印が廃止され、「評価する(thumbs up)」と「評価しない(thumbs down)」が採用された。
動画プレーヤー自体に関しては、使われていないときにプログレスバーを隠してスリム化したり、操作用トグルボタンの一部を動画自体に重ねる方法を変更したりするなど、サイトに関する刷新と同様のことをいくつか行った。
提供:YouTube