Cisco SystemsとBMC Softwareは米国時間12月6日、戦略的提携を発表した。通信企業顧客によるマルチテナント型クラウドコンピューティングサービスの提供を支援するものだ。
提携に基づき、CiscoとBMCは製品開発ロードマップと技術アーキテクチャで歩調を合わせ、クラウドサービスの展開に必要な作業を自動化する一連のソリューションを提供する。両社はその1つとして同日、「Integrated Cloud Delivery Platform」プラットフォームの提供開始を発表した。これはさしあたりサービスプロバイダー向けとなるが、いずれ大規模なプライベートクラウド環境を持つ大企業にも対象を拡大していくという。
両社の提携によって、クラウドコンピューティングの各種コンポーネントの自動化と接続が可能になり、大手通信顧客はサービスのプロビジョニングを迅速に行えるようになる。
CiscoとBMCはすでにCiscoの「Unified Computing System」(UCS)の取り組みを通じて強力な提携関係にある。簡単に言えば、Ciscoがサーバを販売し、BMCのソフトウェアがそれを援護するという関係だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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