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iPad向け雑誌「Project」--Virginの狙いとNews Corp.との関係 - (page 4)

文:Caroline McCarthy(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年12月03日 07時30分
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 おそらく、両社の敵対関係をさほど意識していない1社は販売経路であるAppleだろう。同社はThe DailyとProject両方の創刊準備を支援してきたと伝えられている。この2つの試みは、デジタル限定の出版物として、iPadが苦境に立つ出版業界の救世主となる可能性を示す最初の大規模な事例といえる。よってAppleは、明らかな理由から、この2つの試みの成功を願っている。AppleがThe Dailyに対して何らかの形で出資しているといううわさを書き立てた報道機関まである。

 Branson氏は30日に「Jobs氏がThe Dailyに投資しているという話をわたしは信じないが、わたしが間違っているかもしれない。Jobs氏がこのプロジェクトに参加しているということもない。同氏は両方のプロジェクトを支援していると思う」と述べた。実際、Branson氏のProject発表会の聴衆として、Appleの製品マーケティング担当バイスプレジデントMichael Tchao氏の姿があった。Tchao氏は、2009年にAppleがiPadの開発に全力で取り組んでいたときに同社で2つ目となる任務を担うことになった人物だ(1990年代に同氏がAppleで担っていた当初の役割は、失敗に終わった「Newton」デバイスの担当だった)。

 とはいえAppleのお墨付きがあっても、成功が約束されるわけではない。Projectのチームが、他のタブレットプラットフォームも最終的には同社の戦略の一部となると述べたことからするとなおさらだ。そうなると、現在のようなAppleとの緊密な結びつきは弱まることになる。

 Projectの比較的少ないマーケティング予算と、口コミに頼っていることについて、Branson氏は「ブロガーたちに気に入られなければ、あっという間に消え去ることになるだろう」と認めた。

 この試みで失敗しても、明らかに同氏にはその他にも取り組むべき大規模なプロジェクト(洒落のつもりだ)がいくつかある。例えば、そう、宇宙旅行だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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