The Washington TimesとBush政権の高官だった人物は、WikiLeaks.orgこそ米国政府が真っ先にサイバー攻撃の標的にすべき対象だと示唆し、共和党の上院議員からはWikiLeaksを標的とした法案が提出され、保守派コメンテーターはWikiLeaks創設者Julian Assange氏の逮捕を求めている(スウェーデンの控訴裁判所は、Assange氏が婦女暴行を行ったとして国際逮捕状を発行した。同氏は容疑を否認している)。
今回の情報公開により、WikiLeaksへの非難はさらに激しくなりそうだ。「機密文書の漏洩は嘆かわしいことだ」と、サウスカロライナ州選出の共和党上院議員Lindsey Graham氏は、今回の機密文書が公開される前にFox Newsに対して語っていた。「WikiLeaksの人々の手は血で汚れているのではないか、という国防総省の評価にわたしは同意する」
米政府は声明で次のように述べている。「これらの通信内容が公開されると、外国政府および野党指導者との私的な協議の障害となるおそれがある。私的な会話の内容が世界中の新聞の一面に掲載されれば、米国の外交政策上の利益だけでなく世界中の同盟国や友好国にも重大な影響を及ぼしかねない。明らかにこうした暴露は、われわれの外交官や情報部員、そして民主主義と開かれた政府の推進を手助けするために米国に来る世界中の人々を危険に晒すことになる」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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