漏えい文書を公開する組織Wikileaksは米国時間7月25日、アフガニスタン戦争に関連する約7万6900の機密ファイルを公開した。「Afghan War Diary」(アフガン戦争ダイアリー)と名付けられたこれらファイルはWikileaks.orgに掲載されている。
同組織はThe New York Times、ドイツのDer Spiegel、英国のGuardianに事前に情報提供し、それぞれでその信ぴょう性が確認された。
Wikileaksの創立者の1人であるJulian Assange氏がThe New York Timesに語ったところによると、アフガニスタン紛争での破壊行為に関してこれまで軍やメディアが行ってきた報道を上回る量の暴力が公開されており、子どもたち1人1人の死から数百人の命が奪われた軍事行動にいたるまで、戦争の悲惨さを示すものとなっているという。
国家安全保障担当の大統領補佐官James Jones氏は声明で文書が公開されたことを非難し、米国民の生活や国家の安全が脅かされるとしてこれら文書の公開を非難している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果