富士フイルムは11月11日、HD動画再生に対応したデジタルフォトフレーム「DP-S7V」を発表した。高速起動とスピーディな画像切り替え操作を実現したとしている。11月20日に発売する。店頭想定価格は1万円前後になる。
DP-S7Vは、LEDバックライトを搭載した総ドット数約144万の7型液晶ディスプレイを採用。約50%の省電力化を実現しながら、ちらつきのないクリアな映像を表示するとしている。画像データの読み込み速度を向上させ、従来モデル比2倍となる約1秒のスピードで画像を切り替えが可能。電源を入れてから画像を表示するまでの時間も従来比3倍にスピードアップしたという。
再生可能ファイルは、JPEG、BMPの静止画、MP3、WAVの音楽に加え、AVI、MOV(Motion JPEG、H.264)の動画ファイルに対応。同社の製品としては初となるHD動画の再生ができる。
新機能「フォルダ再生機能」を備え、PCであらかじめフォルダ分けした画像データをDP-S7Vに読み込ませると、指定したフォルダの映像のみを再生する。本体の置かれた向き(縦・横)にあわせて画像を回転させる自動縦横判別機能も搭載している。
本体サイズは高さ153.5mm×幅188.8mm×奥行き26.9mm。フレームには、ブラックを採用しているが、取り外し可能なウッドフレームを同梱する。
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