続いて決勝戦に残った5チームがプレゼンテーションを行った。企画のタイトル、チーム名、企画内容は以下のとおり。
目覚ましアプリケーション。起きる目的と時刻を設定し、同じ目的と同じ時刻に起きた人同士でコミュニティが生成される。設定時刻を過ぎても起きていない人のアイコンをクリックして起こすことで、ポイントが加算される。
気分爽快アプリケーション。もやもやしたとき、スマートフォンを振ってFRISKBEEを放り投げる。FRISKBEEはGoogle Earth上を世界一周し、途中でほかの人があげたバルーンに当てるとポイントが加算され、さらにその人とのコミュニケーションが取れるようになっている。ゲームを通じて世界中の人と友だちになろうというアプリケーションだ。
ユニクロのTシャツをターゲットとしたアプリ。街中でTシャツの柄がかぶった際に音符が生成され、それがつながって楽曲が奏でられるというアプリケーション。「枚数がおおいためにかぶる」というデメリットを逆手に取り、みんなで一緒になって1つの音楽を作るソーシャル性を提供している。
モーニングショットワンダをクライアントに想定した目覚ましアプリケーション。同時刻に起きた人同士でコミュニティが作られる。さらに缶のナンバーやQRコードを送ることでスペシャルナンバーをゲットできるため、購買につなげられるとした。
ディズニーランドを舞台としたアプリケーション。アトラクションの待ち時間、スマートフォンが「魔法の杖」となり、それを振るとカメラ画面に軌跡が描かれる。空間に描かれたエアタグが「小さな魔法」となり、大勢の人と共有することで、実際に花火があがったりする「大きな魔法」に発展する。身体を動かす楽しさと、ほかの人たちと場所を共有して何かを作り上げる楽しさを兼ね備えている。
審査の後、補助課題賞と協賛企業賞の発表があった。補助課題賞は「iPhoneアプリのカテゴリ別分析〜売れ筋ランキングから見るアプリの傾向〜」をまとめたチーム、やばーい☆が受賞している。
企業賞は以下のとおり。
最後に決勝レセプション進出5チームの順位が発表され、慶應義塾大学の戸田将平氏がリーダーを務めるチームSDMYが最優秀賞を受賞し、賞金30万円を獲得した。順位の詳細は以下のとおり。
順位 | 見出 | チーム名 |
---|---|---|
1位(最優秀賞) | 「モーニングショット〜朝専用アプリ〜」 | チームSDMY |
2位 | 「Fanta Stick」 | チーム佐久間 |
3位 | 「philharmonic」 | ニナニア |
4位 | 「FRISKBEE」 | ストパス |
5位 | 「Wake up Together」 | kunolim |
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力